短距離、マイルの歴代最強コンビと呼び声が高いのがニホンピロウイナーです。

騎乗した名馬

河内洋騎手は29年の現役生活の中で多くの名馬に騎乗し数々のビッグタイトルを獲得してきました。
騎乗した名馬の一例を紹介します。

 

  • アグネスレディー(1979年優駿牝馬ほか)
  • ハシハーミット(1979年毎日杯、菊花賞ほか)
  • カツラノハイセイコ(1980年目黒記念・秋 1981年マイラーズカップ、天皇賞・春)
  • ヒカリデユール(1982年朝日チャレンジカップ、有馬記念)
  • ロンググレイス(1983年ローズステークス、エリザベス女王杯)
  • ニホンピロウイナー(1982年~1985年デイリー杯、マイルチャンピオンシップ 、安田記念、マイルチャンピオンシップほか)
  • メジロラモーヌ(1986年史上初の牝馬3冠、桜花賞、優駿牝馬、エリザベス女王杯ほか)
  • アラホウトク(1988年桜花賞ほか)
  • オグリキャップ(1988年ペガサスステークス、毎日杯、ニュージーランドトロフィー4歳ステークス、中日スポーツ賞4歳ステークス、高松宮杯ほか)
  • サッカーボーイ(マイルチャンピオンシップほか)
  • アグネスフローラ(1990年桜花賞)
  • ダイイチルビー(1991年安田記念、スプリンターズステークスほか)
  • ニシノフラワー(1992年桜花賞、1993年マイラーズカップほか)
  • レガシーワールド(1993年ジャパンカップ)
  • メジロブライト(1998年天皇賞・春ほか)
  • ミッドナイトベット(1998年香港国際カップほか)
  • アグネスフライト(2000年東京優駿ほか)
  • アグネスタキオン(2001年弥生賞、皐月賞ほか)
  • ユートピア(2002年全日本2歳優駿)

 

 

河内氏とアグネス一族との関係

河内氏とアグネスを冠にした名馬のコンビは有名でした。

 

特にアグネスレディー、アグネスフローラ(アグネスレディーの娘)、アグネスフライト(アグネスフローラの息子)による3世代によるクラシック制覇は歴史的快挙です。

 

アグネスが冠につく馬は主に渡辺孝男の所有馬です。
アグネスの由来は孝男氏の娘2人がアグネスチャンのファンだったことです。
主に栗東トレーニングセンターの長浜彦三郎厩舎と、その息子の長浜博之厩舎に管理を委託することが多く、河内氏は馬主と調教師(厩舎)から絶大な信頼を得ていました。

 

河内氏がはじめて8大競走(現代のG1に相当)を制したのはアグネスレディーで、当初はベテラン騎手だった久保敏文が騎乗していましたが、デビュー戦で2着になったことに馬主が怒り、この時代では珍しいベテランから若手への乗り替わりを経てオークスを制しました。

騎乗イメージ

 

そこから河内洋とアグネス一族との間に強い信頼関係が生まれ、アグネス系を騎乗する機会が増えた経緯があります。
特にアグネスレディーの血筋はデリケートで乗りこなすのが難しいとされ、河内氏の無駄のない騎乗フォームによる折り合いがピッタリはまっていました。

 

 

抜群のコンビ力を見せたニホンピロウイナー

騎乗した名馬の中でも、代表格にあたるのがニホンピロウイナーで騎乗した15戦中、G1を3勝、重賞7勝を含む15戦11勝と抜群の安定感を誇り、今でも短距離、マイルの歴代最強コンビの呼び声が高いです。
主戦騎手だった河内洋は本馬について「1400mがベストのスプリンターであり、決してマイラーではない」と語っていました。