河内洋氏はカツラノハイセイコを、自分の師匠のような馬だと語っています。

カツラノハイセイコ

河内氏が師匠のような馬だと評するのがカツラノハイセイコです。
波乱万丈の生き様を持っており、その歴史も含めて人気を集めているのが特徴でしょう。

 

1979年、冴えない成績だったカツラノハイセイコは突如覚醒して圧倒的な連勝を記録しました。
しかし、その後に肺炎や脚部不安により長期休養を余儀なくされてしまうのです。
翌年の1980年に復帰した際、手綱を握ったのは河内氏でした。
初戦から2着という好成績を叩き出し、華々しい復帰戦を行ったと言えるでしょう。

 

カツラノハイセイコの概要

カツラノハイセイコの写真

父:ハイセイコー
母:コウイチスタア

 

生誕:1976年5月13日
生涯成績:23戦8勝
獲得賞金:3億1216万200円

 

競走成績
日付 レース名 着順 騎手
1978/9/1 新馬 4着 作田誠二
1978/9/1 未出未勝 5着 作田誠二
1978/10/14 未勝利 2着 作田誠二
1978/11/11 未勝利 1着 福永洋一
1978/12/2 かえで賞 2着 福永洋一
1978/12/16 さざんか賞 3着 作田誠二
1979/1/7 呉竹賞 1着 福永洋一
1979/1/28 ジュニアC 1着 松本善登
1979/2/17 4歳S 1着 松本善登
1979/3/25 スプリングS 2着 松本善登
1979/4/15 皐月賞 2着 松本善登
1979/5/6 NHK杯 3着 松本善登
1979/5/27 東京優駿(日本ダービー) 3着 松本善登
1979/10/21 京都新聞杯 10着 松本善登
1980/9/7 サファイヤS 2着 河内洋
1980/10/12 京都大賞典 3着 河内洋
1980/11/2 目黒記念(秋) 1着 河内洋
1980/11/23 天皇賞(秋) 6着 河内洋
1980/12/21 有馬記念 2着 河内洋
1981/3/8 マイラーズC 1着 河内洋
1981/4/4 サンケイ大阪杯 6着 河内洋
1981/4/29 天皇賞(春) 1着 河内洋
1981/6/7 宝塚記念 2着 河内洋

 

代表産駒
  • ユウミロク 優駿牝馬2着、カブトヤマ記念)
  • ハルナオーギ 関東オークス
  • カネユタカオー 栃木三冠
  • テツノセンゴクオー 金盃、東京記念

 

河内洋が成長するきっかけになった馬

冒頭でも触れたように、河内氏はカツラノハイセイコを師匠のような馬だと評価しています。
気性が荒く気分屋の性格なカツラノハイセイコを乗りこなせるジョッキーは限られていたのです。

 

しかし、河内氏は試行錯誤を繰り返し、カツラノハイセイコで天皇賞・春を制覇するにまで至りました。
長距離でどう折り合いを付けるか、気性が荒い馬をどう扱えば良いかを学んだのです。
河内氏の偉業はカツラノハイセイコが飛躍させたと言っても良いでしょう。

 

師匠と弟子、人間と馬、ジョッキーと競走馬、河内氏とカツラノハイセイコには深い絆があるのです。
ジョッキーとして成長するきっかけになった逸話は有名で、ベテランになってからも頻繁に語られました。