河内氏は自身が騎乗した中で歴代最強馬はメジロラモーヌと評価しました。

メジロラモーヌ

 

メジロラモーヌは1986年に中央競馬史上初の牝馬3冠を達成した名馬です。
早熟馬だったため、4歳(現在の数え方で3歳)にて引退しますが、12戦9勝と輝かしい成績を残しました。

 

クラシック以降のレースは全て河内洋が騎乗して、同じ時期に活躍したニホンピロウイナーと並んで河内洋の名声を高めるキッカケになりました。
引退後は繁殖牝馬になりましたが、重賞勝利を収める産駒馬はいませんでした。

 

 

メジロラモーヌの概要

パドックでのメジロラモーヌ

父:モガミ
母:メジロヒリュウ

 

生誕:1983年4月9日
生涯成績:12戦9勝
獲得賞金:3億1192万0100円

 

競走成績
日付 レース名 着順 騎手
1986/12/21 有馬記念(G1) 9着 河内洋
1986/11/02 エリザベス女王杯(G1) 1着 河内洋
1986/10/12 関西TVローズS(G2) 1着 河内洋
1986/05/18 優駿牝馬(G1) 1着 河内洋
1986/04/27 サンスポ4歳牝馬特別(G2) 1着 河内洋
1986/04/06 桜花賞(G1) 1着 河内洋
1986/03/16 報知杯4歳牝馬特別(G2) 1着 河内洋
1986/01/26 デイリー杯クイーンC(G3) 4着 柏崎正次
1985/12/14 テレビ東京3歳牝馬S(G3) 1着 柏崎正次
1985/11/30 寒菊賞(400万下) 1着 柏崎正次
1985/11/03 京成杯3歳S(G2) 4着 小島太
1985/10/13 3歳新馬 1着 小島太

 

 

繁殖成績
産駒 12頭
産駒勝利数 15勝
産駒重賞成績 0勝

 

 

河内洋が歴代最強馬と評価

 

メジロラモーヌは引退レースの有馬記念のみ古馬の牡馬と対戦しています。
結果は惨敗で牡馬相手には通用しないと評価する人がいる一方で、有馬記念では明確な不利があったことから、実力では牡馬と互角以上と評価されることもあり賛否両論を呼んでいます。

 

河内洋は1999年に行われた雑誌の取材で、自身が騎乗した馬の中で歴代最強はメジロラモーヌと評価しました。
ニホンピロウイナー、オグリキャップ、サッカーボーイなど牡馬の名馬を差し置いての評価で、「牡馬より強かったことを証明したかった」とコメントしています。
1986年の有馬記念は河内洋にとっても悔いの残るレースでした。

 

 

 

繁殖牝馬として成功できなかった要因

 

現役時代に歴史に名を残す活躍をしたことで繁殖牝馬になってからも大きな注目を浴びていました。
特に牡馬3冠を達成したシンボリロドルフとの2番仔「メジロリベーラ」10冠ベイビーと称され、成長過程を随時メディアに追いかけられましたが、結果的に1戦0勝と不発に終わりました。

 

メジロラモーヌは受胎率が悪く、1年で複数回の種付を行われることもあり、双子を出産することも多かったです。
メジロリベーラも弱い身体で、デビュー戦で骨折して引退しています。
体質的に繁殖牝馬としての適性はなかったようです。